エムエフの気づき

気づいたことを綴って参ります

仕返しをしない

ご訪問いただきありがとうございます。😊

エムエフです。

気づいたことを綴らせていただいています。

後に訂正することもあります。

 

昨日の矢を向ける話で、

以前に聞いた法然上人の話を思い出しました。

 

浄土宗の開祖、法然上人は、岡山県美作国

生まれで

父はこの地の豪族で、謀反人や犯罪者をとらえることを任務とする押領使でした。

ある時、対立関係にある荘園の管理者の夜討ちを受けます。

 

深手を負った父は、亡くなる直前、

「敵を恨んではならない。かたき討ちをすれば、その者の子がお前を恨んで同じことが繰り返される。出家して父の菩提を弔え」

と遺言を残しました。

 

この遺言をまもり、仇討ちをせず、出家して

仏教を学び、高僧となられました。

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私は、同じかそれ以上の仕返しをすることが

当たり前と思っていました。

それは正当防衛であり、二度と歯向かうことのないように叩きのめす必要があると、

そのためにキツイ言葉を発したこともありました。

 

自分がしたことが

自分にかえってくる

 

仕返しをしなくても

その人には報いがくるということです

 

仕返しをして、スッキリしたか?

一時的にスッキリしたかもしれませんが

罪悪感やモヤモヤしたものが

残ったと思います。

 

私はそれが当たり前でそういうものだと

麻痺していたのもありますが、

とても次元の低い話だったと思います。

 

自分に起きた悪い結果は

自分が招いたもの。

批判や恨みからは何も生まれないと

思います。

 

嫌なことをされたら、

私はそれは嫌ですと

気持ちを言う。

 

そして仕返しをしたくなったら

法然上人の話を思い出したいと思います。

 

 

ご覧いただきありがとうございました🙏